『新耐震基準』の耐震診断

八王子店施工管理の寺島です。

八王子市では今年度より平成12年5月までに建てられた「新耐震基準」の在来木造住宅の

耐震診断や耐震改修に補助金が出る事になりました。

 

 

昭和56年5月に地震や台風に対する壁量計算が義務付けられたので、

それ以前の建物を「旧耐震」それ以降に建てられた建築物を「新耐震」と呼んでいます。

 

地震に強いはずの「新耐震」でしたが、阪神淡路大震災で新耐震の建物まで倒壊してしまったので

平成12年5月に耐震基準が見直され、壁量のバランスを計算し、所定の建築金物で補強するようになりました。

それが2000年基準で、現在でもその基準が適用されています。

 

 

 

6月に耐震診断を行った八王子市M様邸は、平成4年に建てられた新耐震の建物でした。

今回は八王子市の耐震診断補助金(15万円)を利用して、耐震診断をご依頼いただきました。

 

 

 

私は床下の調査や基礎の調査を担当致しました。

 

 

 

小屋裏の調査は八王子店の小川建築士が行いました。

 

 

 

筋交いは新築時の図面通りに入っていて、特に問題はありませんでした。

 

 

 

八王子市の耐震改修補助金は最高100万円で、新耐震でも補助金額は旧耐震の建物と同額です。

 

新耐震の建物は耐震性がある程度確保されているので、耐震補強ヵ所が少なくなる事が多いです。

 

耐震性に不安を感じる方は、耐震診断や耐震改修の実績が豊富なエンラージにご相談下さい

 

 

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