跳ね出しバルコニーの大改修工事！

皆さんは「跳ね出しバルコニー」をご存知でしょうか？

新築時に「梁」を外壁から約90cm持ち出して、柱を建てずに作るバルコニーの事です。

 

 

 

 

内装と外装の工事を施工中のK様邸も「跳ね出しバルコニー」でしたが、

数年前からバルコニーの床が下がり、手摺り壁もグラグラして危険という事で

解体して原因を調査しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手摺り壁を壊して見ると笠木から雨水が進入し、だいぶ腐食が進んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に解体して全部を取り払うと、支えになる梁もボロボロでほとんど強度がありませんでした。

 

このままでは危険なので、床を支える梁を補強した上で

床合板や手摺り壁をやり返る計画に変更しました。

緊急大手術です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

跳ね出しの梁は建物の内部から伸ばしているので、交換する事はできません。

 

そこで強度の落ちた梁を両側からサンドして補強する工法を選択しました。

間取り変更で柱を抜く際に、時々用いる工法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後床合板を全て貼り替え、水勾配もきちんと取りました。

 

防水は持ちの良い「FRP防水」を選択しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柱と補強した梁は「斜材」でつなぎ、強度を確保しました。

バルコニーの上で飛び跳ねても大丈夫なくらい、しっかりとした床になりました。

 

 

 

仕上げの塗装も完了し、来週にはすべての工事が完成する予定です。

 

当社では施工中に予期せぬ出来事が発生しても、落ち着いて最適な対処をしますので

安心してお任せ下さい

 

 

八王子店　施工管理　宇津木