ジメジメしてます~。

公開日:2014/8/4

 

こんにちは 日野支店の関山です。

 

最近 外に出ると湿度が高くて気持ちが悪いですね。

夏は湿度が高いのは日本の特徴なので仕方のないことですけれども・・・・・・

TVで熱中症が例年に増して多いというニュースが目に入りました。

 

東京都での熱中症発生場所を示すデータによると 最も発症が多い場所はなんと住宅なのです。

 

 

 

 

 

 

 

人は暑いと汗をかき、体の表面から気化熱を奪って汗が蒸発し、皮膚から汗が蒸発する時に体の表面の熱を奪っていきますが

湿度が高い場合は汗が蒸発しにくく、体温が下がりにくいので、特に熱中症にかかりやすいということをそこでは伝えてました。

つまり気温が高くなくても、湿度が高いと熱中症にかかりやすいということだそうです。

逆のことを言うと、周囲の湿度が低いと体温が低下しやすくなり涼しくなります。

例えば、室内の湿度を50%以下に保つことが出来れば、室温は28℃でも暑さを
感じないとも言われているようです。

それであれば、よく夏場の問題にあげられる冷房病(クーラー病)対策としてもばっちりですね!

※冷房病の原因について 
人間の体温調節をつかさどる自律神経は、5℃以上の急激な気温変化に対処できないため、それが繰り返されると、体温を下げる交感神経と体温を上げる副交感神経のバランスに異常をきたし、自律神経失調症類似の症状となる。
なお、冬場の暖房でも同様の温度差があるが、厚着により体温調節機能が補われるため、冷房病のような症状をきたすことはほとんどない。

以上 Wikipedia 参照

人の体は暑い時に体内の温度が外気に合わせて上がらない様 血管を拡張し毛穴を開いて汗を分泌だし熱を発散して体温調節をしています。
また汗は体温調整をするだけでなく、体内の老廃物を体外に出す大切な役割を持っています。
しかし冷房で身体を冷やすと汗腺は閉じて血管は収縮して血流障害を起こし、
老廃物が排出されずに体毒となって体に留まります。 それによって体調を崩すというものが冷房病の怖さです。
加えて幼児の汗腺の発育不全も同様です。

 

また湿度に関連して以下の表を見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは建築における 害虫といわれている微生物やウィルス湿度の関係をグラフにしています。

これを見て 僕は感動しました。

 人の湿度の快適領域は40%~60%といわれているため人間にとって害のある生物との快適領域が見事にずれている!! 自然の法則はすごい!!

 

夏場のカビ ダニ アトピー対策、冬場のウィルス対策。

 

建築温熱環境でいうと、建築によってこの領域を目指すところに健康住宅に大切なキーワードがあります。

 

国民生活時間調査によると家で過ごす時間は10才以上の国民全体で平日で15時間13分 土曜日16時間33分 日曜日は17時間21分だそうです。

 

家で過ごす時間は長い。 ならばより快適で健康的でストレスのない家に住みたいと僕は思います。

今日も湿度が高かったので気になって、いろいろ資料を集めました。

やはり快適な環境を得る上で湿度はとても大切なキーワードですね。

お時間がある時、今日は、じめじめして気持ち悪い日だなぁと感じたら

是非ショールームにいらして下さいね。

快適な住まいについてお話をしましょう。

 

エンラージ日野支店 関山

 

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