マンション リノベーション　その後…

昨年夏に、築35年のO様のマンションをリノベーションしました。

3人のお子さんが巣立ち、ご夫婦二人暮らしになり、ご主人が定年になる9月に合せ、工事を着工しました。

定年後は家にいる時間が長くなるので、快適に過ごしたいというのが、きっかけでした。

バスケットの選手だったご主人は、身長が187ｃｍと、とても長身。

今までは、身体をかがめながら部屋を移動してました。

　　　リノベーション前です。

　　　南側に和室が2部屋ありました。

　　　部屋の中に梁や壁が、低く下がっていました。

 

 

 

 

 

完成イメージパースです。

　　　

　　　LDKを広くとり、ワンフロアに近い形での提案です。

 

 

 

 

 

完成です。こんな風に仕上がりました。

時々、帰宅されるお子さんたちが泊まれるように、可動間仕切りを作り、小上がりを作りました。

布団が敷けるサイズの小上がりです。

天井もぎりぎりまで上げ、建具も可能な限り高くしました。

ご主人に「部屋の中で体操ができる！」と喜んで頂けました。

そして、暮れに年末のご挨拶に伺いました。

こんな風に使っていただいてます。　　　　　　　

窓際に天井から吊るせる物干しを取りつけました。

外壁の大規模修繕中だったので「室内に干せて便利よ。それと、梁に隠れて物干し竿が見えないの。提案してもらって良かった！」とおっしゃっていただけました。

 

 

 

逆に私がびっくりしたのは、

間仕切りの扉は5枚あり、壁の内側に3枚と2枚に分けて仕舞いこむ仕組みになっています。

その扉を1枚と4枚に分けて収納し、小さなテーブルを収納されてました！O様すばらしい工夫

 

　　　　

 

　

 

 

 

 

 

ご夫婦ともに「定年前に思い切って、リノベーションして良かった。住まいに心配が無くなった」とおっしゃっていました。

伺ったこの日は外壁に養生ｼｰﾄがあったのと、曇っていたため、窓からの富士山がみえませんでした。

「産休明けの小宮さんと、富士山見えるときに遊びにきてね」と暖かい言葉をいただきました。

O様、これからも快適におすごしください。

 

日野支店　大橋